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遠藤航は “非売品”の1人…シュツットガルトが応じるのは「天文学的なオファーのみ」か

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シュツットガルトMF遠藤航

 シュツットガルトは、日本代表MF遠藤航の売却を検討することはないようだ。ドイツ紙『ビルト』が、クラブの“非売品”の1人として紹介している。

 2019年夏にシュツットガルトに加入してから、警告累積による出場停止の2試合を除いてすべての公式戦に出場してきた遠藤。自身初の欧州主要リーグに臨んだ20-21シーズンは3ゴール4アシストをマーク、リーグ単独トップのデュエル勝利数の記録を叩き出すなど、絶対的な存在感を示した。

『ビルト』は以前、コロナ禍によるクラブの損失を挙げ、遠藤も多額な移籍金を得られる売却候補となる可能性を指摘していた。しかし、スイス代表GKグレゴル・コーベルのドルトムント行きが決定したことや、アルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスを巡る移籍報道の過熱を受け、同メディアは背番号3を「非売品同然の5人」の1人と伝えている。

 同メディアは、シュツットガルトが手放す可能性が低いメンバーとして最初に遠藤を紹介。2024年までの契約を残す同選手について、「この日本人は初のブンデスリーガでのシーズンで早くも複数の記録を残した。そのうちの一つは476回のデュエル勝利。リーグ単独トップだ」と綴っている。

 そのほかの“非売品”は、DFワルデマー・アントン、FWササ・カライジッチ、MFオレル・マンガラ、DFボルナ・ソサ。「シュツットガルトが考え直すのは、(その5人の)1人に天文学的なオファーが舞い込んだ場合のみだろう」との見方を述べている。

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