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移籍噂の冨安健洋に元ボローニャ主将が見解「チーム最強の選手。放出は重大な損失に」

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かつてボローニャで主将を務めた経験を持つマルチェロ・カステッリーニ氏が、27日付の地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』のインタビューに応じ、日本代表DF冨安健洋について言及した。

カステッリーニ氏は現役時代、2度にわたってボローニャに所属。合計6シーズンプレーし、主将も務めた経験を持つ。そんな元ボローニャ主将が、古巣のメルカートについて持論を展開した。

ボローニャでは今夏、37歳のブラジル人DFダニーロが契約満了により退団。続いて冨安も、アタランタやトッテナムから熱視線が注がれており、移籍の可能性が報じられている。しかしカステッリーニ氏は、冨安の放出がボローニャに深刻な影響をもたらすと危惧している。

「残念ながら今の時期、クラブは収支の帳尻を合わせなければならない。ビッグクラブでさえも選手を売却せざるを得ないわけで、想定しておくべきことだろう。しかしトミヤスを放出すれば、非常に厄介なことになりかねない」

「ボローニャはチーム内で最強の選手を失うことになる。誰も想像していなかったが、彼は加入直後からこれほどの結果を残し、その後も大きく成長した。クラブにとって非常に重大な損失になるだろう。技術面において彼の穴を埋めるのは厳しいことになる」

果たして今夏、ボローニャは冨安についてどんな決断を下すのか。今後の動向は注目されるところだ。

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