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ムバッペ、パリSGとの新契約にはレアル・マドリー移籍条項を要求?来夏にはフリーに

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パリSG退団が噂されるFWキリアン・ムバッペについて、スペイン『マルカ』が選手サイドの戦略を伝えている。

フランス代表として出場したEURO(ユーロ)2020でラウンド16敗退を喫し、2020-21シーズンの日程が終了したムバッペ。束の間のバカンスへ入った中、かねてからレアル・マドリー移籍の騒がれる22歳FWの去就は俄然注目を集めている。

『マルカ』によると、ムバッペ側はパリSGへ現時点で契約更新する準備ができていないと通達したという。そして「2つの明確な戦略がある」ようだ。1つ目はパリSGと合意の上、良好な条件で退団する方法。もう1つは、残り1年となった現行契約を満了して来夏フリーでレアル・マドリーに加入する方法のようだ。

同メディアによると、現時点では2つ目のシナリオが最も可能性が高い模様。しかしムバッペにとって理想的なシナリオは、他クラブ(レアル・マドリー)からのオファーがあった場合に退団できるという条件付きで、PSGと再契約を結ぶことのようだ。選手側は、希望した場合に移籍できること、パリSGが新契約サインを望んでいることを考慮した上で、両者にとって最良の選択肢であると考えているという。

しかし、フランス・プロサッカーリーグの第202条では契約に選手の退団を認める条項を含めることが禁止されており、パリSGはムバッペ側の要求に同意していないようだ。その一方で、パリSGは強い関係を結ぶムバッペが来夏フリーになることを懸念している模様。今後数年間のタイトル獲得のためのプランを示すことで、説得を試みているようだ。

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