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冨安健洋のロンドン行き近づく…地元紙「トッテナムがオファーを増額」

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今夏の移籍の可能性が報じられているボローニャの日本代表DF冨安健洋について、地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』が9日、現状を伝えた。

2019年夏にシントトロイデンからボローニャに移籍して以降、2シーズンにわたってセリエAで活躍を見せてきた冨安。昨年はミランやニューカッスルなどから熱視線を浴びたが、今夏の移籍市場においては、元ユヴェントス幹部のファビオ・パラティチ氏がスポーツディレクターを務めるトッテナムや、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタが争奪戦を繰り広げている。

そんな冨安を巡る動向について、ボローニャの地元紙が注目。「トッテナムがオファーを増額。トミヤスはロンドン行きが近づく」との見出しで伝えている。「トミヤスを巡るボローニャとトッテナムの交渉は最終段階に向かいつつある。カステルデーボレにはスパーズから2回目のオファーが届いた」と続け、1900万ユーロ(約25億円)+ボーナスで総額2200万~2300万ユーロ(約29~30億円)ほどに増額されたことを報じた。ボローニャの設定金額は総額2500万ユーロ(約33億円)。もしくは2000万ユーロ(約26億円)+ボーナスを条件としており、「両者は著しく接近した」との見方を示した。現段階で差額は200万~300万ユーロ(約2.6~3.9億円)ほどとされており、英国内の報道を引用しつつ、「トッテナムは五輪開幕前の決着を望んでおり、近日中に3回目となる最終オファーを提示する準備をしている」と伝えた。

また冨安に対し、アーセナルやウェスト・ハムからも視線が注がれていることにも言及。前者は「控え目な関心を寄せている」とする一方、後者については「正式なオファーにこぎつけていない」とコメントし、「他のイギリスのクラブは、今回の移籍市場で守備陣のレギュラー格2人を補強して改革を目指すトッテナムがたどり着いた場所まで追いかけてきていない」と述べた。今後の動向は注目されるところだ。

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