イタリア代表のMFマルコ・べッラッティは、11日にウェンブリーで行われるイングランド代表とのEURO2020決勝に向けて、意気込みを語った。『スカイ・スポーツ』が伝えている。

　イングランドは7日の準決勝で延長戦の末にデンマークを2-1で退けた。べッラッティはFWラヒーム・スターリングが獲得したPKについて疑問を呈したが、イングランドの勝利は妥当だったと考えているようだ。8日に行われた記者会見で、PKの場面について聞かれたべッラッティは次のように答えている

「ちょっと寛大なPKだったかもしれないが、サッカーの世界ではよくあること。まあちょっと寛大なペナルティだったとは思う」

「イングランドは素晴らしい仕事をしたと思う。彼らは初めて決勝に進出したけど、これが意味するのは大きい」

「失点は1つしか許していない。非常に強固なチームであり、素晴らしい選手たちが揃っていて、非常にバランスも取れている。決勝に進むにふさわしいチームだと思うよ。あとは決勝戦だけだけど、どちらにしても歴史に残るような壮大な決勝戦になるだろう」

「イングランドは非常にフィジカルの強いチームで、スキルの高い選手もいる。僕らはとてもタフなチームと戦うことになる。だけどこのUEROで優勝することは、僕たちにとって夢だった」

「もちろんサポーターの存在はある程度試合に影響を与えるだろうね。だけど僕たちは皆プロの選手だから、ファンが詰めかけたスタジアムでプレーすることがどういうことかをわかっているし、それは僕らの原動力にもなりうる。満員のスタジアムでプレーするのは素晴らしいことだから」

「イタリアとイギリスの対戦は、いつだってビッグゲームになると思っている。勝者は一人だけだ。それが僕たちであることを願っているよ。ベストを尽くすつもりだ」

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