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伊藤洋輝が語る新天地への手応え「練習のインテンシティーにはついて行けている」

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 ジュビロ磐田からシュツットガルトに渡ったMF伊藤洋輝は、順調に新天地に馴染んでいるようだ。クラブ公式ウェブサイトのインタビューで心境を語っている。

 シュツットガルトは今夏、買い取りオプション付きのレンタルで伊藤を獲得。クラブのスベン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)は獲得発表当時のコメントで「まずU-21チームの道を歩むことになるが、彼には少しずつ欧州のサッカーに馴染んでもらうつもりだ」としばらくは4部所属のセカンドチームで起用する計画を明かしていたものの、ペレグリーノ・マタラッツォ監督の要請でトップチームとともにオーストリア合宿への参加が決定した。

 インタビューではそのオーストリアのキッツビュールでの練習について問われた伊藤は「良いフィーリングを得ています。日本ではシーズンがすでに2月からスタートし、自分も最後までコンスタントにプレーしていたことにより、一定のリズムはつかんでいますし、練習のインテンシティーにもついて行けていると感じます」と手応えを感じている様子。移籍については「それも上手くいきました。シュツットガルトへの移籍が実現してとても幸せです。まだアパートを探していますが、近々に決まればいいと思います」と明かした。

 また、渡独前どうやってシュツットガルトに関する情報を収集したかについては「もちろん、放映されているので、ブンデスリーガは知られています。遠藤航選手がシュツットガルトでプレーしていること、ほかの日本人選手もここでプレーしたことは知っていました」と説明。「これからシュツットガルトについてもっとたくさん学ぶ時間が十分ありますからね」と続けた。

 日本五輪代表の一員に選ばれているため不在の遠藤だが、伊藤は「シュツットガルトでの仕事に集中しているので、さほどオリンピックを見れないと思いますけど、航さんやチームの成功を祈っています」と言及。自身も日本のフル代表を目指しているかについては「まだそこまでは考えていません。シュツットガルトで成長して、ブンデスリーガでの出場機会が与えられるようにハードワークをします」とまずは目の前の仕事に集中することを誓った。

 なお、なおシュツットガルトはオーストリアでのキャンプ(17~24日)ではプレミアリーグのリヴァプール(現地時間20日)、オーストリア1部ワッカー・インスブルック(同)、ドイツ1部アルミニア・ビーレフェルト(23日)とのテストマッチを予定。シュツットガルトに戻ってからの31日にはバルセロナとの親善試合に臨む。

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