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久保建英、海外挑戦に“タイムリミット”あった? スペイン紙報じる

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東京五輪に参戦中のMF久保建英

 スペイン『マルカ』がレアル・マドリーのU-24日本代表MF久保建英について「久保『18歳になって海外でプレーできないなら諦めようと思った』」と題し、同選手が海外再挑戦に“タイムリミット”を設けていたことを報じた。

 久保は22日に行われた東京オリンピック初戦の南アフリカ戦(○1-0)で決勝ゴールを挙げ、日本の白星スタートに貢献。「レアル・マドリーの選手は、南アフリカ戦でホスト国を勝利に導く正真正銘のゴラッソを決め、メダル獲得を目指すチームのリーダーになれることを示した」と称えた同紙は、「得点しなければならないと自分に言い聞かせていた」という久保の試合後のコメントを紹介するとともに、下部組織時代の質問にも答えたことを伝えている。

「久保はバルセロナのカンテラから日本へ戻ってきた過去について聞かれ、『難しい時期だった』と回想した。(FC東京時代の)16歳のときに日本のトップリーグでデビューを果たし、(期限付き移籍で)横浜F・マリノスのユニフォームも着たが、常にラ・リーガでの成功を考えていたという」

「彼は『ヨーロッパに戻りたかった。もし18歳のときに海外でプレーできなかったら、諦めようと思っていた』と振り返るが、マリノスを経てFC東京で素晴らしいパフォーマンスを見せたおかげで実現した」

 18歳だった2019年夏にFC東京からレアルへの完全移籍が発表された久保は、これまでマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェに期限付き移籍し、ラ・リーガ通算66試合で5ゴールを記録している。

 同紙は20歳となった現在の久保を「ラ・リーガで経験を積み、(U-24日本代表で)チームのリーダーとしての自覚を持っている」とし、東京五輪での活躍に期待を寄せた。

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