セルティックは、ジョー・ハートとジェームズ・マッカーシーの獲得を発表した。

　今夏に元横浜F・マリノス指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督を招聘したセルティック。昨シーズンには、最大の宿敵であるレンジャーズにリーグ優勝を許し、2年ぶりのタイトル奪還を目指す同クラブは、ヴィッセル神戸から古橋亨梧を獲得するも、その後補強がスムーズにいかず苦戦していた。

　さらに、チャンピオンズリーグ2次予選で敗退し、開幕戦でハーツにまさかの黒星を喫するなど、シーズン早々から重たい空気が流れる中、4日にプレミアリーグから2選手が新たに加入することが決まった。

　1人目は、元イングランド代表GKで2シーズンを過ごしたトッテナムから移籍したハート。マンチェスター・シティの急成長を支えた34歳のベテラン守護神とクラブは3年間の契約を締結した。新天地が決まったことについて「僕のキャリアの中で最高の瞬間だ。このクラブがどれだけ大きいかを知っている。セルティック・パークでファンの前でプレーすることが待ちきれない」と喜びを語った。

　同日にアイルランド代表MFマッカーシーの獲得も発表。長年プレミアリーグのエバートンやクリスタル・パレスで活躍し、この度12年ぶりにスコットランドに帰還して4年契約を結んだ同選手は「セルティックと契約できて最高の気分だ。僕と僕の家族にとって特別な日だ」とクラブの公式ウェブサイトで語っている。

　また、ポステコグルー監督は実力者2選手の獲得について「クラブと代表レベルで豊富な経験のある両選手は、スカッドにとって有益でしかない。サポーターたちみんなが彼らを温かく迎えてくれるはずで、これからのシーズンで彼ら2人がセルティック・パークでプレーする姿を見ることを楽しみにしている」と期待を寄せた。