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マジョルカが久保建英の争奪戦リード…総額8億円負担、レアル・マドリーも本人の意向優先

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MF久保建英の去就に注目が集まる

 U-24日本代表MF久保建英の争奪戦は、マジョルカがリードしている。『Goal』レアル・マドリー番記者マリオ・コルテガナの取材で明らかとなった。

 オリンピックでは6試合で3ゴールをマークし、目標としていたメダルには届かなかったが、日本をけん引し続けた久保。6日に東京での戦いを終えたが、新シーズンに向けての去就も大きく注目されている。スペイン複数メディアでは、レアル・マドリーは出場機会を考慮して再びレンタルに送り出す考えであると伝えられてきた。

 そして『Goal』の取材で、マジョルカが争奪戦をリードしていることがわかった。久保に対してはレバンテ、エスパニョール、アラベスも関心を示しているが、レアル・マドリーが要求するレンタル費用+年俸合わせて600万ユーロ(約7億8000万円)を支払うことを前提に話を進めているのが、マジョルカとレアル・ソシエダのみ。そして、2019-20シーズンにも所属したマジョルカが優位に立っている。

 選手サイドは、翌シーズン以降にレアル・マドリーで戦うために今季は30試合以上を保証するクラブを探している模様。そのため、ソシエダよりもマジョルカを優先する考えのようだ。そして、レアル・マドリー側も選手の意向を優先する姿勢を見せている。またレアル・ソシエダは野心的なポロジェクトを掲げており、昨季のビジャレアルでの経験から、レンタルでの獲得に疑念を抱いたという。

 なお7日に選手と代理人で会談、9日には代理人とレアル・マドリーでミーティングが行われる予定。10日に久保はスペインへ到着する日程のようだ。本人はオリンピック終了まで去就の話をすべてストップして大会に集中したが、戦いが終わったことで一気に交渉がまとまる可能性もある。そしてコルテガナは「来週が決定的なものになる」としつつ、スペインで名を挙げた場所でもあるマジョルカが「自然な選択」だと指摘した。

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