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日本人対決は実現せず…久保建英スタメンのマジョルカ、敵地でアラベスを下して今季初白星!

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MF久保建英は今季初スタメンで勝利に貢献

[8.21 ラ・リーガ第2節 アラベス0-1マジョルカ]

 ラ・リーガ第2節が21日に開催された。MF久保建英の所属するマジョルカは敵地でFW原大智所属のアラベスと対戦し、1-0で完封勝利。今季初白星を手にした。久保はマジョルカ復帰後初スタメンを果たし、後半43分までプレー。アラベスの原はベンチ外だった。

 マジョルカは14日の第1節ベティス戦(△1-1)で4-3-3を採用していたが、この日は4-2-3-1でスタート。先発起用された久保はトップ下を務めた。

 試合は両チームとも激しいプレーが目立ち、前半から拮抗した展開が続く。互いにチャンスが少ない中、久保は相手の間に入ってパスを要求し、攻撃のリズムをつくろうとした。

 前半の終了間際にはマジョルカが右サイドでFKを獲得し、久保がキッカーを担当。蹴り直しとなった後の2度目のキックでFWジョルディ・ムブラの頭にピンポイントで合わせるが、シュートは惜しくもゴール右に外れた。

 そのままスコアレスで折り返すと、後半13分にこの試合最初の決定機が訪れる。マジョルカの右サイドのスローインからMFイドリス・ババがクロスを送り、DFに競り勝ったFWアブドン・プラッツがヘディングシュート。しかし、クロスバーと右ポストに当たり、得点には至らない。

 後半21分にはアラベスのDFルベン・ドゥアルテが2枚目のイエローカードで退場。数的優位に立ったマジョルカは後半35分に均衡を破った。

 MFサルバ・セビージャのロングパスからFWフェルナンド・ニーニョが一発で裏へ抜け出し、寄せてきたGKの頭上を越すループシュート。バウンドしながらゴールに吸い込まれ、久保のビジャレアル時代の同僚が加入後初得点を挙げた。

 マジョルカは10人の相手に反撃を許さず、1-0で逃げ切りに成功。開幕2戦目で1部復帰後初の勝利をつかんだ。一方、敗れたアラベスは2連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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