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同じ失敗は二度と繰り返さない…レアル、久保建英のマジョルカ行きで“2つの条項”を導入か

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マジョルカ行きが迫るMF久保建英

 マジョルカへの期限付き移籍決定が迫るMF久保建英に関し、所属元のレアル・マドリーが2つの条項を導入しようとしているようだ。レアル専門メディア『デフェンサ・セントラル』が伝えている。

 久保にとってマジョルカは、レアル加入1年目の2019-20シーズンに期限付き移籍した古巣。チームは2部降格となったが、ラ・リーガ35試合に出場して4ゴールを記録する活躍を見せた。

 しかし、2年目の昨季開幕前にローン加入したビジャレアルでは、リーグ戦で十分なプレー時間を得られず、冬の移籍市場でヘタフェに再レンタル。その新天地でも1部残留を導く1得点こそ挙げたものの、なかなか出場機会に恵まれなかった。

 同メディアによると、久保の成長を願うレアルは二度とこのようなことが起こらないように、マジョルカへ貸し出すにあたって2つの条項を盛り込もうとしているという。

 1つ目は最低限の出場試合数を課すというもの。2つ目は、久保がプレーできていないと判断した場合や本人がチームに馴染めないと判断した場合、1月に契約を破棄して他クラブに再レンタルできるというものだ。

 実際に昨季のビジャレアルとヘタフェで起きたことと同じだが、今回は契約で規定されているため、レンタル先と改めて交渉を行う必要はなくなる。

 思うようなシーズンを過ごせなかった昨季を経て、今夏の東京オリンピックでは中心選手としてU-24日本代表を4位に導いた久保。同メディアは「彼は1年後のマドリーでの戦いに向け、引き続き経験を積んでいきたいと考えている」とレポートした。

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