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古巣アーセナルの不甲斐なさに黙っていられないキャンベル氏「私に仕事をくれ、彼らを助けたい!」

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元イングランド代表DFソル・キャンベル氏

 元イングランド代表DFソル・キャンベル氏は、古巣アーセナルに苦言を呈し、再建のための力になりたいと主張した。

 22日のプレミアリーグ第2節でロンドンのライバルであるチェルシーに0-2と完敗したアーセナル。これで開幕から連敗を喫するなどチーム状態は芳しくなく、ミケル・アルテタ監督の手腕への疑問が飛び交い、クラブOBから非難が集中する。

 昨シーズンにはリーグ戦8位とヨーロッパカップ戦出場権を逃し、今シーズンの巻き返しが期待された中での現状に、2003-04シーズンで無敗優勝を飾った“インヴィンシブルズ”の一員であるキャンベル氏は、イギリス『talkSPORT』で不甲斐ない古巣について口を開いた。

「現状のアーセナルを見ることはつらい。本当につらい。取り組みやクオリティの問題だ。私たちは多くの金を費やしたが、クオリティ、一貫性、経験の問題だ。ポテンシャルがあることは良いことだが、時にはすぐに約束された成功を求めることだってある。このチームはとても、とても若く、経験が明らかに不足している。至って基本的なことだ!」

「負けることだってあるが、点の取られ方がとても簡単すぎる。一部のディフェンダーたちは支え合うこともしないし、危険を察知できていない。(チェルシー戦の)最初のゴールは6ヤードのボックス内を通過したものだった。戻って守れ。待つんじゃない!単純なこと、ディフェンスのABCだ。本当に良いゴールならしょうがないが、シンプルなゴールはだめだ。簡単すぎたゴールだった」

「タレントと経験の大きな差が浮き彫りになった。それを見過ごすことなんてできないはずだ。チェルシーには本当に多くの時間とスペースがあった。彼らが一枚上手だった」

 さらに、引退後からコーチングキャリアを開始したキャンベル氏は「私は彼らを助けられる。私に仕事をくれ、そして彼らを助けたい」と古巣再建のために一役買いたいとも話している。

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