フランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得が噂されるレアル・マドリー。スペイン『as』は、ムバッペが加入した場合に着用する背番号を分析している。

　今夏の去就に大きな注目が集まるムバッペ。パリSGのディレクターを務めるレオナルド氏は、選手本人が移籍を熱望していることを明かしている。レアル・マドリーの際そのオファーは断ったとしているが、適正価格であれば放出することを示唆していた。

　そして『マルカ』など複数メディアは、レアル・マドリーが新たに1億7000万ユーロ(約220億円)+ボーナス1000万ユーロ(約13億円)までオファーを増額したと報道。取引成立は間近だとも伝えている。

　世紀のビッグディール成立にスペイン国内では期待が高まる中、『as』は「クラブの中心(特にマーケティング部門)はこのフランス人スターにとって理想的な背番号を考え続けている」とし、加入した場合に着用する背番号について分析している。

　同メディアは、PSGで着用している7番はエデン・アザールが、フランス代表での10番はルカ・モドリッチが背負っていると指摘。そして、フィオレンティーナへのレンタル移籍が迫るアルバロ・オドリオソラが着けている「19番」を選択する可能性があると予想した。

　さらに「驚きかもしれないが」としつつ、「5番」を背負う可能性もあると分析。現在ヘスス・バジェホに割り当てられているが、同選手は今季未だ出場はなし。そして、クラブのレジェンドで、ムバッペの憧れでもあるジネディーヌ・ジダン氏が現役時代に着用していたことから「この番号の重要性と象徴的な意味合いから、非常に実現性の高い選択肢になり得る」と綴っている。またその他、デイビッド・ベッカム氏がかつて着用し、マイケル・ジョーダン氏やレブロン・ジェームズなどNBAスーパースターが好んで背負ってきた「23番」の可能性もあると分析した。

　様々な可能性について指摘した『as』だが、最後に「ムバッペの選択肢は豊富だ。だがまずは来週の火曜日、マドリーやラ・リーガにとっても革命となるような取引成立を待たなければならない」と締めくくっている。