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ボローニャOBらが冨安健洋の残留を願う「守備陣にとって重要。彼を失えば痛手」

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 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の去就について、クラブOBらが27日付の地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』のインタビューで語った。

 2019年夏にボローニャに加入した冨安は、2シーズンにわたってセリエAで活躍。イタリア国内外から注目を浴び、今夏の移籍市場ではアタランタのほか、プレミアリーグのトッテナムやレスター、ウェストハムなどが獲得に乗り出した。しかし、ボローニャ経営陣が要求する2500万ユーロ(約32億円)程度のオファーは届かないまま、すでにセリエAは開幕。移籍期間も終盤を迎えており、冨安の去就の行方はボローニャにおいて大きな心配事となっている。

 そんな中、まずは1986年から1992年にかけてボローニャで活躍したOBのレナト・ヴィッラ氏がインタビューで回答。期限間際の冨安の移籍の可能性を問われると、「トミヤスが残留することは守備陣にとって重要だ」との見解を示した。続いて2000年代に2度にわたってボローニャに所属した元DFのマルチェロ・カステッリーニ氏も、これに同調。「移籍期限まで1週間を切った中で、トミヤスや(リッカルド)オルソリーニのような重要な若手選手を失うとしたら痛手になるだろう」と述べ、代役確保の時間が不十分な中で主力を放出することはリスクを伴うことを示唆した。

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