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バルセロナファンがグリーズマンに対してブーイング…クーマン「自分たちの選手を批判するなど理解できない」

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ブーイングを受けたFWアントワーヌ・グリーズマン

 29日のラ・リーガ第3節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのヘタフェ戦に2-1で勝利した。ロナルド・クーマン監督は試合後、接戦を制して勝ち点3を獲得したことへの満足感を表している。

 開始早々にMFセルジ・ロベルトが先制点を記録したバルセロナは、その後FWサンドロに同点弾を決められるも、FWメンフィス・デパイのゴールで勝ち越す。後半には追加点を決められなかったものの、失点も許すことなく2試合ぶりの勝利を飾った。クーマン監督はスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のように試合を振り返った。

「とても満足している。私たちは苦しみに耐える術を分かっていた。ボールを持ったプレーはうまくいかなかったが、心理的に重要な勝ち点3を手にできたよ。私たちは苦しみに耐えて、勝利のためにプレーしたんだ」

「フットボールで苦しむのは当たり前のことだ。いつも同じレベルでプレーできるわけがない。(開幕節の)ラ・レアル戦と比べて私たちのプレーの質は低かったかもしれいないが、それは相手にも依存することで、ヘタフェは見事なプレッシングを見せていた。昨季の私たちは今日のような試合で勝ち点を落としていたんだよ」

 クーマン監督はその一方で、この試合でほとんど存在感のなかったFWアントワーヌ・グリーズマンが、後半途中の交代で観客からブーイングを受けたことにも言及している。

「監督として、私たちの選手が観客から指笛を吹かれるなど理解ができない。良いことではないよ。プレーに臨む姿勢がひどかったり、働いていなかったりすれば叱責もできるだろう。しかしグリーズマンは難しい試合を強いられていたし、運がなかったんだ」

「これはすべてのアタッカーに言えることだが、良い試合もあればそうでない試合もある。スペースが見つからない試合もあるし、そうしたことは相手次第なんだよ。それに、私たちは彼のためにチャンスをつくることができていなかった」

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