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イブラヒモビッチが“強者”を巡り持論「最強であることを示すのは侮辱になり得る」

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 ミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが13日にインスタグラムを更新し、持論を展開した。

 昨年1月、ミランに7年半ぶりに復帰すると若手主体のチームをけん引してきたイブラヒモビッチ。39歳のベテランFWは5月にひざのケガを負い、4カ月間にわたって離脱が続いたが、12日のセリエA第3節ラツィオ戦(ミランが2-0で勝利)で復帰を果たすと出場わずか数分でゴールという結果を出し、超人ぶりをアピールした。

 そんなイブラヒモビッチは13日、SNSを更新。「犬とチーター」と題した写真をアップすると“強者”について持論を展開した。

「この写真は、犬たちと1匹のチーターの間で誰が最も速いかを競って行われたスピードレースを写したものだ。しかしチーターは自分の居る場所から動かなかったため、誰もが驚いた。そこでレースの係員に何が起きたのかを尋ねた」

「この光景を見た彼の答えはこういうものだった。『時として自分が最強であることを示そうするのは侮辱になる』。僕らが最も強いことを相手に理解させるために、相手と同じ土俵に乗る必要はない。よく考えて、自分にふさわしいことのためにエネルギーを節約するべきだ。チーターは狩りのためだけに自分のスピードを発揮する。誰が最も速く、最も強いかを犬たちに証明するためにではない。君たちも自分たちの価値を証明するために、時間を浪費しないように」

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