バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラについて、指導する運動コーチはこの18歳の逸材を高く評価している。

　バイエルンですでに公式戦37試合に出場するムシアラ。今季は確かな戦力の一人となっており、リーグ戦では4試合2ゴール2アシストを記録する。指導するコーチの一人である、ステファン・テペル氏はムシアラがより高みに到達できると『Goal』に向けて話す。

「ジャマルの成功は、主に彼の並外れた熱心さに基づいている。そのおかげで、先日ユリアン・ナーゲルスマンが言っていたように、彼はまるで足に磁石をつけているかのようにプレーして、いろいろなものを身につけている。ドリブルに関しては、18歳であってもそれほど教えることはできない。1対1の状況での想像力は、まさに特別な才能だ。彼は、自分の周りのどこにボールがあるのか、自分のいるゾーンで何が起こっているのかを、信じられないほどよく感じ取っている」

「彼の協調性と技術的なスキル、そして彼の特徴である電光石火の横方向の動きは、相手のラインを縫うように進むことを可能にしている。これらは神経細胞の要求レベルが高いが、ジャマルは見事にマスターしている」

　また、テペル氏は「彼は非常に野心的な少年であり、バイエルンでのトレーニングに加えて、自分自身を徹底的に鍛え、常に向上させたいと考えている。そこで我々の出番なんだ」とし、さらなる成長を期待した。

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