アーセナルDF冨安健洋が、ブライトン戦後にクラブ公式インタビューに応じた。

　アーセナルデビューから2試合連続で好パフォーマンスを披露し、前節はトッテナムとのダービーマッチでファンの選ぶマン・オブ・ザ・マッチにも輝いていた冨安。2日に行われたブライトン戦でも先発出場を果たし、攻撃面では自重する場面も多かったが、守備時には安定感のあるプレーを見せた。試合はスコアレスドローに終わっている。

　試合後、クラブの公式インタビューに応じた冨安は「結果には満足していませんが、ほとんどの時間で相手がコントロールしていたので、勝ち点1はポジティブに考えなければいけません」と振り返っている。

　この試合は大雨と強風の中で行われ、それについて問われると「(コンディションは)難しかったです。でも、今後プレミアリーグでは同じようなことが起こるでしょうから、僕も適応する必要があります。どんなチームにも、どんな天候にも対応しなければいけませんね」と語った。

　勝利を逃したアーセナルだが、これで冨安も出場した直近リーグ戦4試合で3つ目のクリーンシートを達成している。「それには満足です。ボックス内でのデュエルでは僕らが勝っていたと思うので、そこはポジティブに。でも、ボックス内だけです。他のエリアではデュエルに負けていました。ここを改善しないと」と今後の課題を挙げた。

　アーセナル加入から1か月が経過した冨安だが、適応の早さやパフォーマンスは各地で称賛されている。「4試合に出場しましたが、全ての試合が自分を成長させてくれますね。自分の価値を示すためにもできる限りピッチに立ちたいです」とし、イングランドの雰囲気には感銘を受けていると明かした。

「スタジアムの雰囲気は素晴らしいですね。特にホーム戦は。僕らのサポーターは毎試合、大きな力を与えてくれます。一緒に戦ってくれます。僕らはピッチ上で何かを返さないといけないですね」

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