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板倉滉の代表不出場に悲鳴…ドイツメディア「23000kmも水泡に」「大きな落胆の旅」

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 ブンデスリーガ2部シャルケに所属するDF板倉滉は、10月の日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合で起用されず。ドイツ『RUHR24』はその長距離移動を、“フラストレーションが溜まる旅”と表現した。

 今夏買い取りオプション付きのレンタルでマンチェスター・シティからブンデスリーガ2部に降格のシャルケに渡った板倉は、新天地ではすぐさま3バックの中心選手として活躍。一方で、日本代表では負傷のため途中離脱を余儀なくされた9月のインターナショナルウィークに続き、10月の代表戦も不出場に終わった。

 そんな板倉について『RUHR24』は「フラストレーションが溜まるシャルケ選手。2万3千kmも水泡に」との見出しの記事を掲載。クラブが今回各国代表チームに送り出した5人だが、「1人にとっては大きな落胆の旅となった」と伝え、その移動距離はゲルゼンキルヘン~ジッダ(サウジアラビア)間4千300km、ジッダ~埼玉間9千500km、埼玉~ゲルゼンキルヘン間は9千200kmだと指摘した。

「シャルケの新しい守備のボスはサウジアラビア、オーストラリアとの2戦はそれぞれ90分間ベンチに座ったままだった。ディフェンダーは代表チームで経験を集めることができたかもしれないが、ロイヤルブルー(シャルケのチームカラー)にとっては非常に好ましくないケースだ。コウ・イタクラは2万3千kmもの移動を強いられながら一度も出番を迎えなかったのだから」

 また、同メディアは板倉は現地時間15日に行われる第10節ハノーファー戦前日にチームに再合流すると予想。「センターバックは試合による疲労はないが、移動や時差ぼけによる疲れはあるだろう」と懸念の声が上げられている。

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