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シャルケが終了間際の劇的弾でハノーファーに勝利! 板倉はフル出場で3戦連続完封に貢献、室屋は後半途中からピッチへ

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DF板倉滉はフル出場で3試合連続の完封に貢献

[10.15 ブンデスリーガ2部第10節 ハノーファー 0-1 シャルケ]

 ブンデスリーガ2部は15日、第10節を行い、日本代表DF板倉滉が所属する4位シャルケは敵地で日本代表DF室屋成が所属する13位ハノーファーと対戦し、1-0で勝利した。インターナショナルマッチウィーク明け初戦となった試合に、両選手はいきなりメンバー入りを果たすと、板倉は3バックの真ん中で先発出場、室屋は後半途中からピッチに立った。

 試合は序盤からシャルケがボールを支配した。前半12分にはMFドミニク・ドレクスラーが強烈なシュートを放ったが、ポストを直撃。敵地で先制点とはならない。すると、シャルケにアクシデント。右サイドハーフで先発出場したMFメフメト・キャン・アイドゥンが左足を痛めて負傷交代となり、MFラインホルト・ランフトゥルが投入された。

 拮抗した前半はスコアレスで終了。両チームともにハーフタイムでのメンバー交代は無く、後半開始の笛が吹かれた。

 後半8分にはシャルケにチャンス到来。右サイドでフリーキックを得ると、ゴール前に入ってきたボールをDFマルチン・カミンスキが狙った。しかし、ハノーファーGKロン・ロベルト・ツィーラーの好セーブに遭うと、直後のコーナーキックでドレクスラーが放ったヘディング弾もGKツィーラーに弾き出された。

 ハノーファーは後半18分にDFルカ・クラインツに代えて、室屋をピッチへ投入。室屋は左サイドバックに入った。試合はここまでシュート数(後半29分時点)21対1と、シャルケペースで進むも、ハノーファー守備陣がそれを凌ぐ。しかし、後半30分に、この日好セーブを連発していたGKツィーラーが負傷。GKマルティン・ハンセンとの交代を余儀なくされた。

 試合はその後もシャルケが攻め立てるもゴールが遠い。それでも後半アディショナルタイム5分、カミンスキがネットを揺らして先制した。試合終了間際に値千金の決勝ゴールを決めたシャルケが1-0で勝利。板倉はフル出場で3試合連続の完封に貢献した。シャルケは暫定で3位に順位を上げている。

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