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低迷ユベントスにアダーニ氏が辛らつ「偉大なクラブのメンタリティではない」

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元イタリア代表DFで、現在はコメンテーターとして活躍するダニエレ・アダーニ氏が、イタリア国営放送『Rai』に出演した際にユベントスを酷評した。

今夏、マッシミリアーノ・アッレグリの下で再出発したユベントス。開幕から4試合勝利なしとスタートダッシュで出遅れたのち、4連勝を飾ってようやく調子を取り戻したかに見えた。だが、続くイタリアダービーで引き分け、27日のサッスオーロ戦では1-2とホームで敗北を喫した。そんな元イタリア王者について、アダーニ氏は厳しい見解を示した。

「ユベントスは非常に深刻な問題を抱えている。チームの方針が見えず、今シーズンはユーベにとって始まってすらないようなものだ。自分たちのプレーを表現することにかなり苦労している。インテル戦でも非常に消極的で、(デンゼル)ドゥンフリースのミスのおかげで得点が入ったようなものだった」

「『失点を少なくすれば1ゴールでも十分』なんて考えをしていたら、1ゴール足らなくて負けることも出てくる。ユーベは4勝3分3敗で、勝利を収めた試合はすべて1ゴールの差の決着だった。すなわち勝敗の境目で、『相手により少ないゴールしか許さなければ、勝利がこぼれ落ちてくる』なんて考えてプレーしているわけだ。こんなメンタリティは偉大なクラブらしくない」

「ユヴェントスはセリエA随一のトップチームを誇る。選手たちは強い。だが、これまでに達成した仕事があまりに少なすぎる。それに勝利をつかむための考え方が良くない。ユーベは10試合を終えて首位と13ポイント差。受け入れがたいものだ」
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