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レアルはハーランド獲得断念か…マンU、チェルシーなどプレミア勢による争奪戦が濃厚

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去就が注目されるFWアーリング・ハーランド

 レアル・マドリードルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのプレミアリーグ行きを認めたと報じられ、マンチェスター・ユナイテッドチェルシーが獲得を争う可能性が高まった。英『サン』が報じた。

 R・マドリーは来夏、6400万ポンド(約98億円)の違約金で退団できるハーランドの獲得を熱望していた。しかし、報道によるとハーランドがプレミアリーグのチームと契約すると考えているクラブ関係者もおり、レアルは獲得を断念することになるようだ。

 ジャーナリストのジョゼップ・ペドレロ氏は「R・マドリーは、ハーランドが来年イングランドでプレーすることを想定しており、獲得の可能性を否定している」とコメントした。

 強気なR・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、ハーランドとパリSGのFWキリアン・ムバッペの両獲りを望んでいた。彼は先月、「新しいプロジェクトを構築するためにどちらを選ぶかって?疑いもなく両方を取るつもりだよ」と話していた。

「R・マドリードには、常に世界最高の選手たちがいる。フロレンティーノは彼ら2人を連れて帰ってくるだろう」

 しかし、R・マドリーはムバッペを将来の中心に据える見通しのようだ。今夏もムバッペ獲得に迫っていたが、移籍市場が閉まる前にパリSGと合意に達することができなかった。ハーランドはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、マンチェスター・シティなど、プレミア行きが噂になっている。

 ハーランドは今季、ドルトムントで10試合13ゴールを挙げている。しかし、ハーランドにはいくつか厄介な怪我を抱えており、父親のアルフ・インゲ氏によると、クリスマスまで休む可能性があると明かしている。

 ハーランドは先月のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でアヤックス相手に0-4の大敗を喫して以来、出場していない。アルフ・インゲ氏はノルウェーのテレビ番組『TV2』に対し、「状況を考えれば、彼は比較的よくやっているが、少しの間は休むことになるだろう」と語った。

「クリスマスまでに試合に出られれば儲けものだが、その可能性は低い」

 このニュースにより、ハーランドが12月4日に行うバイエルンとの重要な試合を欠場することがほぼ確実となっている。

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