パリSGのFWリオネル・メッシがマンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウドについて語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

　08年から10年間、メッシとC・ロナウドが5度ずつバロンドールを受賞してきたように、アルゼンチン代表FWとポルトガル代表FWがサッカー界の“二大巨頭”として君臨し続けてきた(18年にルカ・モドリッチがバロンドールを受賞するも、19年にはメッシが再び受賞)。

　ともにサッカー界をけん引してきたライバル同士。メッシがバルセロナ、C・ロナウドがレアル・マドリーのエースとして長年しのぎを削ってきたが、18-19シーズンにC・ロナウドがユベントスへ、そして今季からメッシがパリSGへと新天地を求めた。

　メッシは、今季から古巣のマンチェスター・Uに復帰したC・ロナウドについて、「マンチェスター・Uは素晴らしい選手を擁する、とても強いチームだ。クリスティアーノは以前も所属していたけど、それは前のこと。でも今も見事に適応しているね」と語っている。

「最初から彼はいつものようにゴールを決め、すぐに適応した。(マンチェスター・Uは)プレミアリーグで皆が考えていたほど、うまくいっていないけど、あそこは非常に難しいリーグだからね。12月以降に大きな変化があり、何が起こっても不思議ではないよ」

　また、C・ロナウドと定期的な対戦がなくなったことで、彼との対戦が懐かしくないか問われると、「同じリーグで戦わなくなってから随分と時間が経ったね。僕たちは同じ目標に向かって、個人としてもチームとしても競い合った。僕たちにとって、そして人々にとっても、とても美しい舞台だった。サッカーの歴史に残るほどの美しい思い出だよ」と答えている。

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