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長谷部誠の指導者姿がお披露目!フランクフルト、下部組織での指導実習の映像を公開

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指導者としての姿が公開されたMF長谷部誠

 フランクフルトは2日、指導者としてのMF長谷部誠の姿を公開。クラブの公式ウェブサイトにU-15チームのトレーニングの映像を投稿した。

 長谷部は10月からドイツサッカー連盟(DFB)が新たに展開する講習会『Players Pathway』に一期生として参加。現役選手及び最近現役引退した元選手を対象とするこのプログラムで、元ドイツ代表MFサミ・ケディラ氏、元トルコ代表でアンタルヤスポルですでに指揮を執るヌリ・サヒン氏、ドルトムントDFマルセル・シュメルツァーやボルシアMGのMFラース・シュティンドルとクリストフ・クラマー、ブレーメンDFエメル・トプラクらとともに『B+ライセンス』(U-16・U-17監督ライセンス)の取得を目指し、プロサッカーでのマネジメントについても学んでいる。

 そして実習も求められるこの講習会だが、長谷部が選んだ現場は所属クラブのU-15チーム。今回公開された映像では11月末に行われたトレーニングで、長谷部が少年たちに熱心に指示する様子などが見られる。また、ベテランは練習後にはショートインタビューに応じ、「みんなと楽しくできました。現役キャリアのあと、監督になるのは必ず一つの選択肢となります」と手応えを感じた様子を示した。

 インタビュアーに“練習ノート”の存在についても問われている。 「実際に使っています。15年前ぐらいからノートに様々な練習メニューについて書き込んでいたので、それも今もちろん役に立っています。オリー(オリバー・グラスナー監督)はまだ4~5か月前からなので彼の練習に関する書き込みはまだあまりないけど、ニコ(コバチ)やアディ(ヒュッター)、フェリックス・マガトに関するはありますよ」とも明かした。

 なお、本来U-15チームのコーチを務めるヘルゲ・ラッシェ氏はメンバーの名前を全員覚えていたという長谷部について「マコトがこんなにしっかり準備してきたことはとても印象的。今日私がここにいる必要はないね(笑)」とコメント。トップチームではフル出場が続く中で、ベテランが見せる熱心な姿勢に驚きを示していた。


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