アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チームを牽引するMFエミール・スミス・ロウを絶賛している。

　2018年に18歳でアーセナルのトップチームデビューを果たしたが、その後はレンタル生活が続いていたスミス・ロウ。それでも昨年末、チームが苦しんでいた中でのチェルシー戦で1アシストを含む鮮烈な活躍を見せ、一気にスタメンの座を勝ち取った。

　迎えた今季も好調を維持し、激しいポジション争いの中で直近3試合はベンチスタートが続いているものの、そのすべてでゴールを記録。21歳にしてチームトップの8ゴールを奪い、若いチームの躍進を支えている。

　そんなイングランド代表MFの活躍に、指揮官も大満足のようだ。公式HPのインタビューで「どこまで良くなるのだろう?」と問われたアルテタ監督は「それはわからないね」とし、以下のように続けた。

「私が知っていること、期待していることは、彼がいつもやっていることだよ。本当に懸命に働くが、非常に謙虚なんだ。このクラブと特別なつながりも持っている。彼の才能を疑う余地がないよ」

「だが、同時にチームメイトの存在も必要だ。環境が必要で、冷静さや自分たちがどうなりたいかという明確な方向性が必要なんだ。(どこまでいけるのかは)時間が教えてくれるだろうね」

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