リバプールのユルゲン・クロップ監督は、負傷中の南野拓実の状態について言及した。

　今シーズン、カラバオカップ中心に出場機会を得て、ここまで公式戦5ゴールを記録する南野。アフリカ・ネイションズカップの影響で前線の主力が不在になる1月にさらなる活躍が期待される同選手だが、先日の0-1で敗れたレスター・シティ戦ではベンチ外となっていた。

　この理由についてリバプールの公式ウェブサイトでは、チアゴ・アルカンタラとともに「軽度の筋肉痛」と発表していた。1月2日のチェルシー戦でも欠場することが予想される両選手の状態について、クロップ監督は31日のプレスカンファレンスで明かした。

「私の考えでは、タキはおそらく復帰に近づいていて、彼は屋外を走っている。チアゴはまだだ。もう少しかかるかもしれない。原因が定かではない股関節の問題だから、この状況にもう少し我慢しなければいけない」

　また、同指揮官はさらに数名の選手が新型コロナウイルスに感染したことも明かした。

「チーム内に新たに3名の新型コロナウイルス感染者が出て、スタッフにももう数名いる。とてもクールな状況ではない。ここで個人名を挙げることはできないが、明後日のメンバー表を見れば誰が感染したのかわかるだろう」

「(チェルシー戦が延期になる可能性については)まだ何もわからない。10人や20人もの選手が感染したわけではないが、毎日誰かしらがかかっている。スタッフからより頻繁に陽性者が出ている。前にも言ったが、これはくじ引きみたいなものだ。今、我々は待つことしかできない。今大丈夫だったとしても、数時間後にはどうなっているのかわからない」

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