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アンチェロッティ、シャビに反論「バルセロナは試合を支配していなかったし上回ってもいなかった」

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レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーは12日にスペイン・スーパーカップ準決勝バルセロナ戦に臨み、3-2の勝利を収めた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、バルセロナの方が優勢であったとの見解を否定している。

 前半にFWビニシウス・ジュニオール、後半にFWカリム・ベンゼマがリードを得るゴールを決めながらも、バルセロナに食い下がられたレアル・マドリー。しかし、延長戦前半にMFフェデリコ・バルベルデが3点目を決めると、そのまま逃げ切って決勝進出を果たした。

 バルセロナのシャビ・エルナンデス監督は試合後に「私たちは多くのフェーズで試合を支配していた」と語っていたが、アンチェロッティ監督が同意することはなかった。スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで次のように語っている。

「同意できないね。バルセロナが上回っていたわけではなく、均衡した一戦だった。前半は運が悪かったために失点してしまい、後半はさらに互角の展開となった。どちらも試合を支配してなんかいない。私たちは速攻を仕掛けるため、後ろに下がっていたんだ。3ゴールはスペクタクルだった。私たちは前からのプレスを得意としておらず、だからカウンターを駆使しているんだよ」

「私たちはとても効果的なプレーを見せた。疲労から失点も許してしまったが、カウンターの効果性は素晴らしかったね。スペイン・フットボールについて、素晴らしい印象を与えられたのではないかな。バルセロナも良いプレーを見せていたし、とても均衡した一戦だった。彼らは離脱していた選手たちを取り戻し始めているし、もっと良くなるだろう」

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