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新世代のメッシやネイマールを求めるレアル&バルサ、ブラジルの15歳FWエンドリック争奪戦へ

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15歳FWの争奪戦へ

 レアル・マドリーバルセロナが今一度、フットボール界の将来を担うかもしれない若手選手の争奪戦に臨もうとしているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 両クラブが注視するのは、ブラジルのパルメイラスでプレーする15歳FWエンドリック・フェリペ。コパ・サンパウロジュニアサッカー選手権大会でペナルティーエリア手前からオーバヘッドを決めたり、強烈なスピードで相手DFをかわしてからGKをあざらうループシュートを決めたりと、尋常ではない技術とスピード、さらに体躯(現在173センチ)もがっちりとしているフラジル人選手だ。パルメイラスの下部組織で、1試合1得点に近いペースでゴールを量産している。

 欧州の名だたるビッグクラブは、エンドリックを確保するためにすでに動き出しており、そこにはレアル・マドリーとバルセロナも含まれている模様。ただし、FIFAは18歳以下の選手の国際移籍を認めておらず、また16歳まではプロ契約も結んではならないために、獲得を狙うクラブは細心の注意を払って未来の約束を交わさなければならない。

『マルカ』いわく、レアル・マドリーとバルセロナはフットボール界の将来を担い得る若手選手の獲得競争でしのぎを削ってきた。レアル・マドリーは新たなFWリオネル・メッシを手にすることに長年執着し、最終的にバルセロナに移籍したFWネイマール獲得にも力を注いだことは有名な話だ。スペインの首都クラブはその後、FWビニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、MFヘイニエル・カルバーリョとブラジルで青田買いを繰り返してきた。

 果たして、このブラジルの新たな宝石の未来は、一体どこにあるのだろうか。

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