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イニエスタの警告もむなしく…元バルサDFがメッシとの初対面で受けた衝撃を告白

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若手時代のFWリオネル・メッシ

 17歳だった2004年にバルセロナでプロデビューを果たしたFWリオネル・メッシ(現パリSG)は、トップ昇格直後からチーム内でも手が付けられない存在だったようだ。練習で初めてマッチアップした時のことを振り返った元ブラジル代表DFジュリアーノ・ベレッチ氏のコメント内容をイギリス『スポーツ・バイブル』が伝えている。

 メッシは13歳のラ・マシア加入からめきめきと頭角を現し、2004年に17歳でトップチームデビュー。ベレッチ氏も同時期にビジャレアルからバルセロナに加入した。

 ベレッチ氏はトレーニングで初めてメッシをマークする際、MFアンドレス・イニエスタ(現神戸)からその驚異的な才能について忠告を受けたという。

「初めてメッシと一緒に練習した時、私は彼のことを聞いたことがなかった」

「イニエスタが来て、メッシのことを知っているかどうかを尋ねられた。そしてイニエスタから『彼はうまいから気をつけろ』と警告されたんだ」

「彼は、僕がキャリアの中で最高の時期に『気をつけろ』と言った。僕は全盛期だったんだ! トレーニングでボールを受ける時は相手が誰であろうと気にしなかった」

「(メッシとの)1対1で、私が彼に立ち向かおうと考えていた時、彼がすでに私を打ち負かしていたことに気づいた。そんな感じだったね…。蹴ろうとしても蹴ることができない。彼を捕まえることはできなかったよ」

「あんなにいい選手がアカデミーからやってきて、そのままチームに入るのを見るのは、間違いなく普通の状況ではなかった」

 当時から圧倒的な存在感を示していたメッシは、昨年夏に退団するまでクラブ史上最多となる35個のトロフィーを獲得。ベレッチ氏は「メッシがあのクラブにとってどれほど重要な存在であったかを私たちは知っている」と、バルセロナにとって特別な選手だったことを強調した。

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