フルハムのFWアレクサンダル・ミトロビッチが12日、チャンピオンシップ(イングランド2部)第32節のハルシティ戦で今季31ゴール目を挙げ、昨季FWイバン・トニー(ブレントフォード)が樹立したリーグ史上最多記録に早くも並んだ。リーグ戦は残り16試合。どこまで記録を伸ばせるかに注目が集まる。

　セルビア代表のミトロビッチは今季、プレミアリーグからの降格を受けて2シーズンぶりの参戦となったチャンピオンシップで大暴れ。新型コロナウイルス感染などで2試合に欠場したにもかかわらず、ここまで28試合の出場で31ゴールを記録している。

　チャンピオンシップは年間46試合制。新型コロナウイルスの感染拡大により、第26・30節が中止となったため、これから16試合が残っている。なお、ミトロビッチの31ゴールはこの日の対戦相手のハルシティをはじめ、スウォンジー、ピーターバラ・ユナイテッド、バーンズリーのチーム得点数よりも多い数となっている。

　またフルハムはこの一戦に勝利し、現在2位ボーンマスと勝ち点差6でリーグ首位を快走中。得点数でも2位のボーンマスに29点差の78ゴールを記録し、1年でのプレミアリーグ復帰に好位置につけている。