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微笑ましい? 処罰すべき? 乱入少年が試合中のルーニー監督に接触、自撮りしてさっさと去る

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試合中に自撮りを求められ、困惑するウェイン・ルーニー監督

 イングランドのチャンピオンシップは12日に第32節を行った。ミドルスブラダービー・カウンティの試合は、ミドルスブラが4-1で勝利。試合中、スタンドから乱入した少年が、ダービーの指揮官ウェイン・ルーニーに自撮りをお願いする珍場面があった。英『スポーツ・バイブル』が伝えている。

 試合は前半から大きく動いた。ダービーは前半15分にオウンゴールでミドルスブラに先制を許すが、同39分に同点に追いつく。しかし44分、前半アディショナルタイムに2失点を喫し、1-3で後半に折り返した。2点差を追いかけるダービーだが、後半もスコアを動かせない。すると後半39分、緊迫した試合中に一瞬不思議な空気が流れた。

 中継カメラが劣勢に苦しむダービーのベンチを映すと、そこには表情を引きつらせながら笑みを浮かべるルーニー監督。マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着た少年を抱き寄せ、自撮りに応じていた。

 少年は記念写真を撮り終えると、一目散にゴール裏方向のスタンドへ。ピッチ横のサイドをどの選手よりも早く駆け抜け、自らの席に戻っていった。

 中継していたコメンテーターは「テクニカルエリアにいたルーニーと自撮りをしている子どもがいるぞ」と反応。MCも「彼は逃げ切った。素晴らしい。害はない」と称えつつ、「まあルーニーの心中は穏やかではないだろうけどね」と敗将の心境を汲み取ってあげていた。

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