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ルーニーが壮絶な過去を明かす「殺していたかもしれない」

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ウェイン・ルーニーが過去の苦しみを語る

 ダービー・カウンティで監督を務める元イングランド代表ウェイン・ルーニー氏が、現役時代にアルコール依存症に苦しんでいたことを明かしている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 マンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍を続けたルーニー。2017-18シーズンから古巣エバートンに移籍し、MLSのD.C. ユナイテッドからダービー・カウンティに移り、選手兼監督に就任。21年1月に現役引退を発表していた。

 卓越したスキルとパワーで第一線を走り続けていたが、その裏には辛い過去も。当時、深刻なメンタルヘルスの問題に苦しみ、自分やほかの誰かを傷つける恐れもあったようだ。

 英『BBCブレックファスト』のインタビューで、ルーニーは過去のアルコール依存症を告白。「(行き着く先は)おそらく死だ」とその恐ろしさを明かした。

「(メンタルヘルスの問題を抱えていたことで)女遊びに走っていたかもしれないし、飲酒運転だったかもしれない。飲酒運転は実際にやってしまった。もしくは誰かを殺していたかもしれないし、自殺もあり得た。そうなったら最悪だ」

「自分自身を救うため、そして家族を救うためにも、助けが必要だと考えた」

「10年前、15年前は、ロッカールームで『僕はアルコールと闘っている』とか、『メンタルヘルスの問題と闘っている』なんて言えなかった。そんなことはできなかったんだ」

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