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クロップ、熾烈なメンバー争いに“嬉しい悲鳴”「三日バーで過ごしたとかあれば楽なんだけどね…」

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ユルゲン・クロップ監督が“嬉しい悲鳴”

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、選手選考の難しさについて語っている。

 今冬の移籍市場では、ポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアスを獲得したリバプール。さらにアフリカネイションズカップからFWモハメド・サラーやFWサディオ・マネも復帰し、前線のポジション争いは熾烈を極めている。

 プレミアリーグ前節ではFW南野拓実やFWディボック・オリギ、MFカーティス・ジョーンズらがベンチ外となるなど、メンバー入りすることも難しいほどに選手層が厚くなったリバプール。クロップ監督は会見で、選手にメンバー外と伝えることは「一番難しいこととは思わないが、一番キライなことではあるね」と語った。

「三日三晩バーで過ごしたとか、パブで写真を撮られたとか、そういう理由があれば楽なんだけどね。そんなことは一度もなかったし、そういう手は使えないよ!」

「今までのところどの選手も(メンバー外に)値しない。言われているような“簡単”なことじゃないんだ。すべての決断が難しい。私は好きじゃないよ。でも、それが試合の一部であり、仕事の一部なんだ。それでも次の週には出場する可能性があるかも知れないし、良い状態をキープしておかなければならない」

「私に怒ってくれてもいい。悔しがってもいい。何の問題もない。だが次の日には最高の状態となり、再び見せてみて、判断を難しくしてほしい。もしトレーニングで落ち込んでしまったとしたら、良い解決策にはならないからね」

「だけど、そんなことは一度もなかった。このチームは最高だよ」

 その上で「だが、現実もある。明日にも同じようなことが起こるだろう。私と話したい選手も現れるだろう。試合後には話もできるが、答えは簡単だ」とし、「自分がスカッドの一部だと確認しなければならない。私はオブザーバーに過ぎず、選手はピッチで結果を出さなければならない。結果を出せば出すほど、そのクオリティの高さから状況が変わる可能性は高まるんだ」と続けた。

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