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クロップが見た“リバプール勢”明暗…マネは祝杯も「サラーの心には失望が重くのしかかっている」

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アフリカの頂点を争ったFWモハメド・サラーとFWサディオ・マネ

 リバプールユルゲン・クロップ監督はエジプト代表FWモハメド・サラーにとって、アフリカネーションズカップ(AFCON)決勝での敗戦が心に重くのしかかっていると語った。『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 “リバプール勢”が激突したアフリカネーションズカップはセネガル代表の初優勝で幕を閉じた。サラー擁するエジプト代表は6日の決勝戦で、チームメイトのFWサディオ・マネ率いるセネガル代表にPK戦の末に惜敗。5人目のキッカーだったサラーはPKを蹴るチャンスさえ得られず、涙を呑んだ。

 翌日イングランドに戻ったサラーは8日にチームメイトたちとトレーニングを行い、10日のレスター・シティ戦での復帰を目指している。クロップ監督は「彼はとても落ち込んでいる」と述べ、サラーを慮った。

「決勝で負けるのはいつだって本当につらいことだ。私はそのことを歌にできるよ。彼が戻ってこれて嬉しいが、同時に私もつらく思っている」

「大会のことは話した。もちろん、彼はうまくやっていくだろう。今日(水曜)はもう良くなっていることを願うが、昨日は彼が決勝のことを引きずっているのが誰にでも見て取れたよ」

 一方のマネは母国での祝賀会を終え、9日夜に帰国する予定だが、レスター・シティ戦での出場はない。「偉業だからね。誰もがセネガルでのお祝いを見た」とクロップ監督は続けた。

「あそこの誰にもストレスを与えず、サディオに早く戻ってくるようにとお願いしたよ」

「彼はただ喜びの瞬間を楽しみ、できるだけ早く戻ってくるべきだ。帰国は今夜になると思う」

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