beacon

「なぜ獲得した?」チェルシーで苦しみ続けるルカクに…アンリ氏が疑問

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アーセナルのレジェンドであり、現在ベルギー代表のアシスタントコーチを務めるティエリ・アンリ氏が、FWロメル・ルカクチェルシーでの現状について語っている。

 昨夏クラブ史上最高額の9800万ポンドでチェルシーに加入したルカク。しかし、負傷やピッチ外の発言の影響もあって苦しい時期が続いている。先日のプレミアリーグ第26節クリスタル・パレス戦(1-0)では、90分間でたった7回しかボールに触れず。『Opta』の統計開始以来ワースト記録を更新してしまった。

 チャンピオンズリーグのリール戦(2-0)でもベンチに座った他、27日のリーグカップ決勝でもベンチスタートが予想されるルカクだが、ベルギー代表で指導するアンリ氏は『CBS Sports』で「最初から『彼はこのチームにフィットするのだろうか?』と疑問があった。ロムがチェルシーの戦術に適応するには時間がかかるし、簡単なことではない」と自身の見解を示している。

「(パレス戦で)7回しかタッチしていないのは普通のことなのか? いや、そうじゃないね。監督に気に入られていようがいまいが、そんなことはあってはならない。正直に言うと、90分の中でどうしたらそうなるのかわからないよ」

「解決策はあるんだろうか? 彼がチェルシーのプレーに適応できるような解決策だ。チェルシーはプレスを好み、アクティブで3トップの位置を入れ替えることを好んでいる。だが彼は真ん中にいるのが好きだから、状況に適応するのがとても難しくなる」

「もう一度言うが、なぜ彼を獲得したんだろうか?」

●プレミアリーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP