アーセナルのガブリエル・マルティネッリは、マンチェスター・ユナイテッドが自身との契約を望まなかった過去を明かした。

　2019年夏にブラジルのイトゥアーノからアーセナルに加入したマルティネッリ。抜群のスピードを武器に今シーズンは公式戦22試合で4ゴールをマークするなど躍動するチームの中で活躍し、将来を期待される若手の1人としても注目を集めている。

　昨夏の東京オリンピックでは金メダルを獲得したU-24ブラジル代表の一員でもあった20歳の同選手は『The Athletic』で幼少期を振り返り「13歳、14歳、15歳、そして16歳のとき、僕は4回マンチェスター・ユナイテッドのトライアルを受けた」と明かし、当時の様子を続けた。

「マンチェスターで行われたトライアルで、僕はメイソン・グリーンウッドやブランドン・ウィリアムズといった選手たちと同じ年齢のグループでプレーした。それに、ズラタン(イブラヒモビッチ)やポール・ポグバ、ウェイン・ルーニー、パトリス・エブラらファーストチームの選手たちにも会った」

「でも、彼らが僕とサインする気がないことを伝えられた。それでも、僕はイングランドのフットボールを経験できたから、この経験によりこの国のフットボールを味わえたし、適応するのが少し楽になった。4回のトライアルの後でさえも、僕はいつだって僕自身を信じている。いつだって“僕にはやれる”という考えを持っている」

　また、6シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるトップ4フィニッシュに近づくチームの様子についてもコメントしている。

「僕たちはとても若いんだ。多くの選手たちが22歳や23歳、24歳。成長するための時間があるし、これからもっと成長していくはずだ。100%、僕たちは世界最高のチームの1つになる」

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