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中国、今週末のプレミアリーグを放送せず…リーグのウクライナ支援を受け

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中国で今週末のプレミアリーグが放送されず

 中国では、今週末のプレミアリーグが放送されないようだ。イギリス『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグは今週初め、24日からロシア軍による侵攻が始まったウクライナを支援することを表明。すでに各スタジアムではウクライナ国旗やロシアに反戦を訴えるメッセージボードなどが掲げられているが、さらに今週末の一戦では各チームの主将がウクライナカラーのアームバンドを着用する予定となっている。

 しかし『BBC』によると、ロシアと政治的な関係性の強い中国の放送局が今週末のプレミアリーグを国内で放送しないことをリーグ側に伝えたようだ。中国での同リーグの放映権は、昨年から『iQiyi Sports 』により管理されている。

 なお、中国では2019年に『CCTV』がアーセナル対マンチェスター・シティの放送を取り消した過去がある。当時、アーセナルに所属していたMFメスト・エジルがウイグル地区のイスラム教徒への迫害についてソーシャルメディアに投稿したことを受け、決定が下されていた。

 プレミアリーグのCEOであるリチャード・マスターズ氏は、ウクライナへの侵攻を続けるロシアとの放映権の契約を停止したり、取り消す可能性があることを示唆している。

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