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オーナー制裁の衝撃に揺れるチェルシーが4連勝、1G1Aのマウントは愛するクラブエンブレムにキス

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MFメイソン・マウントは1ゴール1アシスト

[3.10 プレミアリーグ第30節 ノリッジ 1-3 チェルシー]

 プレミアリーグは10日に第30節を行った。チェルシーノリッジに3-1で勝利。オーナーのロシア人事業家のロマン・アブラモビッチ氏への制裁が決まり、事業活動の制限という衝撃に揺れる中、育成組織出身のMFメイソン・マウントはゴール後にエンブレムにキスをするパフォーマンスを見せた。

 イギリス政府のアブラモビッチ氏に対する制裁により、新たなチケット販売やクラブストアの営業、選手との新契約や契約更新も停止になるというチェルシー。その発表当日に行われたノリッジ戦だが、選手たちは冷静に試合を運ぶ。

 チェルシーは前半3分に先制。マウントが左CKを蹴ると、DFトレボ・チャロバーが頭で合わせてゴールを決める。

 さらに、同14分には追加点。FWカイ・ハバーツのパスをPA中央で受けたマウントは、ボディフェイントで巧みにマークをはがし、右足シュートをゴールに突き刺した。ゴール後、マウントは喜びを表現。そして、愛するクラブの胸エンブレムにキスをした。

 チェルシーは前半を2-0で折り返すと、後半24分にはハンドでPKを献上。FWテーム・プッキに決められ、2-1と点差を縮められる。

 しかし、チェルシーは後半44分にダメを押す。途中出場MFエンゴロ・カンテのパスから、PA中央のハバーツが左足シュートを決めた。

 試合は3-1で終了し、3位チェルシーが4連勝を達成。2位リバプールとの勝ち点差を7に縮めている。

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