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チェルシーに激震、ロシア人オーナーに制裁も…トゥヘル監督「まだ幸せに感じている」

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トーマス・トゥヘル監督

 チェルシートーマス・トゥヘル監督は、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけにクラブが揺れる現状でも、ピッチ上で戦い続けることを誓った。『BBC』が伝えている。

 報道によると、イギリス政府はロシアのプーチン大統領と長年親しいとされるチェルシーのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏に資産凍結などの制裁を科した。その数時間後、プレミアリーグ第30節でノリッジを3-1で下した。

 騒動の中できっちりと勝利をもぎ取り、トゥヘル監督は『BBC』に対し、「ユニフォームと試合会場に行くバスがある限り、私たちはそこへ行き、懸命に戦うだろう」と語った。

「私たちは一日一日を大切にする。昨日はこうなるとは思わなかったし、明日もどうなるかはわからない」

 チェルシーのファンたちは、最下位のノリッジに勝利した際、アブラモビッチ氏の名前を唱えた。

「もちろん、いまも話し合いは続いている。 今日のニュースは大きなものだが、それがどの程度のものかはわからない。私たちではそのことに影響を与えることはできない」

 また、トゥヘル監督はアブラモビッチ氏に制裁が与えられた後も、クラブの監督であることを「まだ幸せに感じている」と語った。ロシアのアブラモビッチ氏は、自国のウクライナ侵攻に伴い資産を凍結され、クラブの売却も中止された。この動きは、アブラモビッチ氏がチェルシーから金銭を稼ぐのを阻止するためのものだ。

「"心配 "というより、"意識 "しているというところだ」

「ほとんど毎日状況が変化している。私はまだここにいて幸せだし、強いチームの監督になれて幸せだ。周囲が騒がしいのは承知している」

「昨日と今日でかなり大きな変化だが、我々は影響を与えることができないし、この状況を引き起こしたわけでもない。今のところ、ビジネス、サッカー的に言えば、多かれ少なかれ守られているようだが、さてどうだろう。大好きな試合、コーチング、サッカーに携わることができるのは特権だと思っている」

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