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プレミアリーグ、アブラモビッチ氏の資格を剥奪…チェルシーの試合開催には影響なし

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チェルシーのオーナを務めるロマン・アブラモビッチ氏

 プレミアリーグは12日、チェルシーのオーナを務めるロマン・アブラモビッチ氏のディレクター資格剥奪を発表した。

 ロシアのウクライナ侵攻はサッカー界にも深刻な影響を及ぼしている。中でも、ウラジーミル・プーチン大統領と近いアブラモビッチ氏がオーナーを務めていたチェルシーは、大きく揺れている。

 先日、イギリス政府がアブラモビッチ氏の資産を凍結したことにより、チェルシーは試合の一般チケットやグッズの販売、選手の獲得などが不可能に。クラブショップなども閉鎖されることになり、また、選手の獲得や現在チームに所属している選手との新契約締結もできない状況に追い込まれた。さらにユニフォームのメインスポンサーである『スリー』が契約停止を発表するなど、将来が不透明な状況となっている。

 そして12日、プレミアリーグは声明を発表。「英国政府による制裁措置を受け、プレミアリーグ理事会はアブラモビッチ氏のチェルシーFCディレクターとしての資格を剥奪した。理事会の決定は、政府によって発行されたライセンス条項(期限は2022年5月31日)に定められるクラブのトレーニング及び試合実施への影響を与えるものではない」とし、ディレクター資格の停止を明らかにしている。

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