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シャビ、ラ・リーガ6戦5点のオーバメヤンを「天からの贈り物」と称賛!ガビには「もっと顔を上げて情報入手を」

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バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督

 13日のラ・リーガ第28節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのオサスナ戦に4-0で快勝した。シャビ・エルナンデス監督は試合後、会心のパフォーマンスを見せられたと満足感を表している。

 ミッドウィークのガラタサライ戦(0-0)では低調なパフォーマンスに終始したバルセロナだが、この試合は違った。前半の内にFWフェラン・トーレス(2得点)、FWピエール・エメリク・オーバメヤンがゴールを決めて3-0とすると、後半に途中出場のMFリキ・プッチもゴールを決めて大量4得点でラ・リーガ4連勝を果たしている。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたシャビ監督は、ガラタサライ戦との違いについて次のように説明している。

「この前の試合は私たちに教訓を与えたというよりも、現実を突きつけたものだった。インテンシティーを下げたら、ああなってしまうということだ。今日の私たちは、自分がここに到着して以降で、最も素晴らしい試合の一つを演じた。全員がプレーを楽しんで自信をつけることができたね。セビージャが引き分けたし、勝利することは重要だった」

 シャビ監督はまた、度重なる決定機逸によりナポリ戦で涙を流したF・トーレスが、2得点の活躍を見せたことにも触れた。

「フェランについて、ゴールはすぐにでも決まると言っていたはずだ。それにゴールでは運に恵まれないこともあったが、そのほかの仕事ぶりは本当に素晴らしい。スペースを突く動きについては、チーム内でも最も優れた選手の一人だね」

 その一方でMFガビについては、周辺状況の把握を課題に挙げている。

「ガビはファンタスティックで、その仕事ぶりに驚嘆している。まだ顔を上げることができていないが、彼は17歳なんだ」

「ガビは周辺を見ずボールを受け、相手とぶつかってしまう。誰よりも情報を手にしなくてはいけないポジションなのだから、そうしたことが起きてはならない。だが彼は17歳なんだよ」

 シャビ監督はそのほか、ラ・リーガで6試合5得点を挙げるなど、大爆発中のオーバメヤンについては「彼は天からの贈り物だね」と称賛。加えて、ラ・リーガで首位レアル・マドリーに勝ち点12差をつけられていることについては、次節クラシコで勝利しても逆転優勝が難しいとの見解を示している。

「ラ・リーガ(の逆転優勝)はとても難しい。ベルナベウで勝っても難しいことに変わりはないだろう。マドリーは2敗しかしていないが、私たちは彼らが3~4敗することを必要としている。楽観的にはなれないさ」

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