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試合中にキレた結果…“信じられない行為”で一発退場→即解雇

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 13日にタイで開催されたノース・バンコク大学対バンコクFCで“事件”が起きた。英紙『サン』が伝えている。

 試合は3-0とノース・バンコク大学がリードしたまま後半アディショナルタイムを迎える。アディショナルタイムの表示は5分。すでに98分を過ぎ、いつ試合終了のホイッスルが吹かれてもおかしくない状況で、信じられない行為が――。

 右サイドでボールキープしたバンコクFCのアイツァレット・ノイチャイブーンに対し、ノース・バンコク大学のスパサーン・ルアンスパニミットがプレッシャーをかける。ボールがタッチラインを割った際、ルアンスパニミットの足がかかって、ノイチャイブーンは態勢を崩してしまった。

 プレーの流れの中での出来事にも見えるが、この行為を故意だと判断したであろうノイチャイブーンが大激怒。ルアンスパニミットに走り寄ると、至近距離から繰り出した左の強烈なエルボーを顔面にヒットさせる。もろに肘打ちを受けたルアンスパニミットはピッチ上に倒れ込み、ノイチャイブーンにはすぐさまレッドカードが提示された。

 病院に運び込まれた“被害者”のルアンスパニミットは「医師の検査の結果、上唇の周りにひどい傷を負っており、その傷を隠すために合計24針も縫うことになった」ようだ。そして、“加害者”のノイチャイブーンはバンコクFCとの契約を直ちに解除されたという。

 クラブは「バンコクFCは、今回の行為を支持しない立場をとりたいと思う。クラブは同選手との契約を解除した。このようなことが二度と起こらないように最大限努力します」とコメントしている。

※衝撃エルボーからの一発退場は4分29秒~

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