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肘打ちもレッド免れたハバーツ「わざとやったなんて言わないで」…相手指揮官は判定に不満爆発

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チェルシーMFカイ・ハバーツ

 チェルシーのMFカイ・ハバーツの肘打ちに対する判定に疑問の声が上がっている。

 13日に行われたプレミアリーグ第29節でチェルシーはホームでニューカッスルと対戦。この試合に先発したハバーツが89分にジョルジーニョのお膳立てからこの試合唯一のゴールを奪ってチェルシーが1-0で勝利した。

 この勝利に大きく貢献したハバーツだが、前半には競り合いの中で意図してかどうかは不明だがニューカッスルDFダン・バーンの顔面に肘を入れてイエローカードを受けた。しかし、この判定を巡ってはニューカッスルのエディ・ハウ監督が不満を爆発させた。

 同指揮官は試合後にイギリス『スカイスポーツ』で「レッドの可能性があったが、ルーフトップ(VAR室)からは何もなかった。それに(ヤコブ・マーフィーが倒された)ペナルティの場面でもVARは使われたはずだが、どうしてペナルティが与えられなかったのか、レフェリーがどうしてモニターチェックを指示されなかったのか理解できない。VARを愚弄している」と不満をあらわにした。

 一方、肘打ちを見舞ったハバーツは自身のプレーについて「僕があのようなことをする選手ではないとみんながわかっているはずだ。彼(バーン)は7、8フィートもあるんだ。ジャンプの時には腕を使わないといけないし、僕がジャンプしても彼はその上を行っているから難しいんだ。彼が痛がっていたし、悪いことをしたと感じているから僕はごめんと言いたい。でも、僕があれをわざとやったなんて言わないでくれ」と弁明した。

 また、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督はハバーツのプレーがレッドカードではないかと問われて「私は彼のことをわかっているし、彼は相手選手を意図して傷つける選手ではないと思う。あの場面を見ていなかったから、コメントしないことがベターだ。しかし、彼がラッキーだったと言われれば、私はそれを受け入れたい」と話すにとどめている。

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