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ベンゲルが後悔「彼を失ったのは間違いだった」

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アーセナルを率いていた当時のアーセン・ベンゲル

 アーセン・ベンゲル氏はDFアシュリー・コールチェルシーに売却したアーセナルの判断は「間違い」だったことを認めている。英紙『メトロ』が伝えた。

 96-97シーズン途中から17-18シーズンまでアーセナルを率いたベンゲル氏。多くの選手を指導してきた中、後にプレミアリーグ史上最高の左SBの一人と評されるA・コールは、99-00シーズンに下部組織からトップチームに昇格してきた。

 2年目以降に出場機会を増やして定位置を獲得したA・コールは01-02、03-04シーズンのプレミアリーグ制覇に貢献。3度のFA杯優勝を経験するなど、多くのタイトルをもたらしたが、アーセナルからの新契約のオファーに不満を持ち、06-07シーズンにチェルシーへの移籍を決断した。

 そして、当時を振り返ったベンゲル監督は、A・コールを引き留めるために、もっと努力するべきだったと話している。『beIN Sports』で「アーセナルを率いていた際、再契約を結びたかった選手」を問われると、「失ったのは間違いだったと思う選手はアシュリー・コールだ」とA・コールの名前を挙げている。

「ほとんどの選手は7~9年やってくれて、その後、去っていった。(セスク・)ファブレガスはバルセロナの下部組織で育ち、そこから引き離せば、いつかはバルセロナに戻りたがることは分かっていたよ」

「でも、アシュリー・コールはアーセナルで育ってきたんだ。数千ポンドのところで誤解があったのだと思う。彼は移籍してもさらに成長を続けた、数少ない選手の1人だ」

 A・コールはチェルシー移籍後もプレミアリーグやFA杯優勝を味わうだけでなく、11-12シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献することになった。

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