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2019年1月に飛行機事故で他界したエミリアーノ・サラ、墜落前に一酸化炭素中毒で昏睡状態だったことが判明

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 飛行機事故で他界した故エミリアーノ・サラの検死審問の結果が公表された。

 2019年1月、リーグ・アンのナントでゴールを量産するサラは当時プレミアリーグのカーディフ・シティへ移籍する予定だった。しかし、同選手が搭乗したカーディフ空港行きの小型機はオルダニー近辺で消息不明に。そして翌2月、捜索の末にサラの遺体が発見された。28歳の若さだった。

 そして、この惨劇から3年余りが経過する中、サラの検死審問の結果が出された。この中でアルゼンチン人FWは事故の衝撃により頭と胸に致命的な損傷を負う前に、一酸化炭素中毒による昏睡状態だった模様。この小型機の排気システムに異常のあった可能性が高く、病理学者のバシル・パデュー氏は機体が墜落する直前までサラが生きている状態だったと結論付けている。

 なお、この飛行機事故を巡っては、サラが他界し、操縦士が依然として消息不明のままであるこのフライトを手配したデイビッド・ヘンダーソン氏に対して昨年に禁固18カ月の判決が言い渡されていた。

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