ミランの指揮官ステファノ・ピオリが21日、ドバイ万博を訪れた際に地元メディア『Gulf News』のインタビューに応じ、今後の目標などを語った。

　直近のセリエAで3連勝を飾り、66ポイントで単独首位を走るミラン。2010-11シーズンを最後に遠ざかるスクデット獲得を目指す一方、ピッチ外でも名門クラブの復権へ向けて取り組みを行っている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』の報道によれば、ピオリとパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)は、DFフィカヨ・トモリとMFブラヒム・ディアスとともに、ドバイ万博を訪問。イタリア国外向けのプロモーションを行い、ファン拡大を狙っているという。

　そんな中、ピオリは自身のチームについて言及。2020年以降、大きく飛躍を遂げたミランがこれからも成長を続け、新たな歴史を切り開くと確信しているようだ。

「今のミランには大きな潜在力がある。限界は設定していないが、現在の私の目標は昨シーズンよりも多くのポイントを獲得することだ。毎試合が決定的な試合であるつもりでプレーし、どこまでたどり着けるか見てみよう。平日開催の試合がないことで、よりターゲットを絞ったトレーニングができるようになるし、選手たちに休養を与えることもできるだろう」

「チームにとって不可欠な存在であるマルディーニと、日々意見交換できることもありがたい。我々は全員が一丸となって、新たな歴史の1ページを綴ろうとしている。私がミランへ来て、まだ数日しか経っていなかった頃、これまでにはなかったような何かを感じた。すぐに自分の家にいるような感覚がしたんだ。そう、私にとってミランは自分の家なんだ」

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