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「サラーはアフリカ人だから…」リバプールOBが注目集めるエースの去就に言及

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リバプールFWモハメド・サラー

 元リバプールのエル・ハジ・ディウフ氏は、注目されるFWモハメド・サラーの去就について言及した。

 2017年夏にローマからリバプールに加入して以降、大きなインパクトを残し続けるサラー。今季プレミアリーグで20ゴール10アシストを記録し得点ランク首位を独走するなど、4冠を狙うチームの絶対的エースに君臨している。

 そんなサラーだが、現在特に注目されるのがリバプールとの契約交渉。現行契約が2023年夏に満了を迎える中、クラブとの交渉は長期化している。先日ユルゲン・クロップ監督は、エジプト代表FWの決断を待つだけだと明かしていた。

契約に関してさまざまな報道が飛び交うサラーについて、2002年からの3シーズンでリバプールに在籍したディウフ氏は、『beIN Sports』で「リバプールがサラーの要求に応えなければいけないことは明らかだ」と話し、アフリカ人であることが理由で正当な評価を下されていないと持論を展開した。

「サラーは自身がアフリカ人であることを認識しなければいけない。彼のことをヨーロッパ人のようには扱ってくれないし、他の選手たちのようにベストの契約を与えてはくれない。リバプールにいた当時、私の身にも同じことが起きた。彼らは私に代表チームでプレーするために母国に戻るなと忠告してきた」

「それでも、仮に私がサラーだったら、リバプールに残りたい。彼は(サディオ)マネとともにクラブのベストプレーヤーで、一緒にたくさんのトロフィーを勝ち取ってきた。彼は今29歳で、あと4年間リバプールでプレーするようお願いしたい。レアル・マドリーに移籍するということは、すべてを再び一からやり直すことを意味する」

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