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セルクル・ブルージュGKバン・ダンメが他界…5年半にわたる白血病との戦いの末に

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 セルクル・ブルージュのベルギー人GKミゲル・バン・ダンメが白血病による闘病の末に他界した。享年28だった。

 ユース時代から在籍したセルクル・ブルージュでデビューを飾ったバン・ダンメ。しかし、2016-17シーズンのメディカルチェックで白血病と診断され、以降5年半にわたり闘病生活が続いていた。

 そして29日、バン・ダンメの妻は『Instagram』の中で「私たちの最愛のダディは昨夜に最後の試合、決して勝利できない試合へと旅立っていきました」と綴り、同選手が他界したことを報告した。

「あなたは最後までライオンのように戦いました。私たちはあなたに心から感謝しています。多くの人にとっての模範でした。どんなにわずかな成功のチャンスしかなくても決してあきらめないことをあなたは私に気づかせてくれました。そして今、すべての痛みから解放されました」

 これを受け、バン・ダンメが最後まで在籍したセルクル・ブルージュは「大きな悲しみとともに、私たちの友人であり、チームメイトのミゲル・バン・ダンメが長期にわたり白血病と戦ってきたことを報告します。私たちの気持ちを表現する言葉がありません。今日はクラブの123年にわたる歴史の中で極めて困難な日です」と綴り、以下に続けた。

「私たちの思いは彼の妻、娘、両親、多くの家族と友人とともにあります。ミゲル、君の頑張りと強さは見事でした。君はポジティブさと忍耐強さ、ファイティングスピリットのお手本です。戦っている全員への力の源でした。16番は永遠にこのクラブの心に残ります」

 また、ベルギーサッカー連盟やベルギー・プロリーグもバン・ダンメの死に哀悼の意を表している。
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