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一時12人のバイエルンと対戦したフライブルク、試合の無効を求めてDFBへ異議申し立て

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フライブルクvsバイエルンで珍事

 フライブルクは、バイエルン戦の結果に対して異議申し立てを行うことを明らかにした。

 フライブルクがホームでバイエルンに1-4で敗れた2日のブンデスリーガ第28節の後半に珍事が起きた。バイエルン側の交代時にMFキングスレイ・コマンがピッチに残ったままMFコランタン・トリッソが途中出場してしまい、一時バイエルンが12人でプレーした。その後、オフィシャルと両ベンチがタッチライン上で協議するなど試合は一時中断された。

 そんな中4日、意図せず1人少ない状況で戦わざるを得なくなったフライブルクは、この結果に対して異議申し立てを行うことを声明の中で発表した。

「我々に非がない中で我々は窮地に立たされた。フライブルクはあの場面にまったく関与していない。しかし、DFB(ドイツサッカー連盟)の法的規則により、法的にこのプロセスを確認するために、我々は積極的な役割を担うことが求められている。我々の意に反してこのような役割を担うことが求められ、我々は極めて不快な思いをしている」

「これはまったく関与のないクラブ、我々に対して負担を強いるものだ。徹底的な議論と法的な審査の結果、フライブルクの首脳陣はこの試合結果に対して異議申し立てを行うことを決めた」

 なお、DFBの規則によると、規則違反を犯したチームの非が認められた場合、試合は無効になる模様。しかし、今回の場合、DFB審判部門のトップや主審を務めたクリスティアン・ディンガート氏はオフィシャルのミスであることを認めており、フライブルクの異議申し立てが受け入れられるかは不透明だ。

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