beacon

2020年2月以来ベルナベウの試合に出場したベイル、レアルサポの大ブーイングに対して笑みを浮かべる

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFガレス・ベイル

 9日に行われたラ・リーガ第31節レアル・マドリー対ヘタフェ(2-0)で、MFガレス・ベイルが約2年ぶりにサンティアゴ・ベルナベウの試合に出場した。

 ベイルはこの試合の74分、FWカリム・ベンゼマとの交代でピッチに立ったが、同選手がベルナベウでプレーするのは2020年2月のマンチェスター・シティ戦以来737日ぶりのこと。R・マドリーがホームをアルフレド・ディ・ステファノに変更していた時期があったり、ベイルがコンディション不良で試合に出場しなかったりしたことで、約2年の歳月が流れてしまった格好だ。

 ベイルがピッチに入った瞬間、観客は耳をつんざくような大量の指笛をこの背番号18に浴びせている。これに対してベイルは……、なぜか笑みを浮かべていた。スペイン『マルカ』は、ベルナベウの観客がベイルにブーイングするのは以前からであり、選手本人は今回もそうなることが分かっていたための笑み、と分析している。

 カルロ・アンチェロッティ監督はこの試合前、今季限りでR・マドリーとの契約が切れるベイルの退団を認め、「彼は良い形で別れるにふさわしい。このクラブで歴史をつくったのだから」と発言していた。だが多数のマドリーサポーターは、自分たちの試合にほとんど出場せず、ウェールズ代表やゴルフに集中しているようにも見えるベイルのことを許せなかったようだ。

●ラ・リーガ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP